ビタミンCはコラーゲンを作るのを助けて肌にハリを与えます。
シミやそばかすの予防にも効果が期待できます。
風邪の予防にも毎日ビタミンCをとりたいですね。
しかしビタミンCは体の中にためておくことができません。
水に溶けやすい水溶性のビタミンだからです。
食べても時間がたつと尿と一緒に体の外に排出されます。
毎日の食事でとり続けることが大切です。
野菜のビタミンCをムダなくとるには水につける時間を短くすることです。
ビタミンCは水溶性なので水につけると溶けだします。
生のままで食べられるビタミンCの多い野菜はキャベツとパセリくらいです。
他の野菜はゆでたり加熱しないと食べられません。
茹で時間をできるだけ短くしてビタミンCを逃がさないのがポイントです。
お浸しの茹で時間や冷ます時間も短くするとよいでしょう。
水に溶けやすいビタミンCですが、汁ごと食べるとムダなくとれます。
おすすめのメニューはスープで食べるカレーやシチュー、ポトフです。
みそ汁や鍋物で食べるのも良いですね。
ビタミンCが多いおすすめの野菜は?
カリフラワー 81㎎ ブロッコリー 64㎎
キャベツ 41mg ほうれん草 35mg
モロヘイヤ 65mg 小松菜 39mg
みずな 55mg 菜の花 130㎎
赤ピーマン170mg 黄ピーマン150㎎
ピーマン 76mg にがうり 76mg
スナップえんどう 43mg
じゃが芋 35㎎ さつまいも 29㎎
かぼちゃ 43mg
日本食品標準成分表(七訂)より 可食部100gあたり
このほかにもビタミンCが多く含まれる野菜はあります。
しかし実際に食べる回数の少ない野菜は外しました。
パセリや芽キャベツなどです。
保存の仕方でビタミンCが減るワケは?
野菜は収穫された後も呼吸をしているからです。
時間がたつと呼吸によって栄養が消費されます。
ビタミンCの損失を減らすには野菜に合わせた環境で保存することです。
例えば、ほうれん草は呼吸の回数が多いので早くビタミンCがなくなります。
保存は湿らした新聞紙にくるみ袋に入れて野菜室にたてて入れます。
それでもビタミンCは減り続けます。
買ってきたら早めに食べるのが良いでしょう。
ほうれん草についてはこちらのページもおすすめです。

ほかののページにも野菜の保存の仕方を紹介しいます。
電子レンジでチンするとビタミンCは減らないの?
料理の本やレシピサイトでも電子レンジを使うと良いと紹介されています。
電子レンジを使うと加熱時間も短くゆでないのでビタミンCの損失は少ないはずです。
実際にほうれん草とブロッコリーでやってみました。
電子レンジ用の調理器に入れて加熱をしまました。
食べた感想は?
ほうれん草は甘みがあって歯ごたえも良いのですが、アクが抜けていません。
茹でるのとは違って臭みが残ります。
ビタミンCは減ってしまうかもしれませんが、ゆでたほうがおいしいです。
ブロッコリーも電子レンジで加熱したら固くて美味しくありませんでした。
結局美味しくなければ食べる量も減ります。
ビタミンCを多くとるには、茹でたほうれん草を多めに食べるほうが良いと思いました。
じゃが芋のビタミンCは熱に強いってホント?
ビタミンCは熱に弱いと言われています。
しかしじゃが芋のビタミンCはでんぷんに守られているので大丈夫です。
買い物に行けない時や忙しいときはじゃが芋を使ったメニューがおすすめです。
子供が大好きなカレーやシチューはもちろん、他にもメニューも豊富です。
ポトフやポテトサラダにも人気がありますね。
常温で保存できて価格も安いので常備したい野菜です。
【まとめ】
ビタミンCをムダなくとるには、水につけてる時間を短くすることが大事。
スープごと食べる料理にするとムダなくビタミンCをとることができます。
ほうれん草は電子レンジで加熱すると、アクや臭みが残るのでビタミンCが減っても茹でて食べるのがおすすめです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
他のページにも野菜や果物のお役立ち情報を紹介しています。
参考にして頂けたら嬉しいです。
こちらのページもおすすめです。

コメント