きのこはローカロリーでヘルシーなのに栄養が豊富な優れた食品です。
シイタケはそのなかでも一番なじみのあるキノコです。
毎日食べる和食には欠かせませね。
ところでシイタケの栄養を具体的に聞かれると分かりますか?
意外と答えられないですね。
今回はシイタケの栄養と効能を紹介します。
栄養その1
エルゴステロールは紫外線にあたるとビタミンDに変わる成分です。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けてくれるますです。
エルゴステロールはシイタケの傘の裏側に多く含まれます。
傘を上にして日光にあてるとビタミンDの生成が良くなります。
時間の目安は30分から1時間です。
それ以上長くやると鮮度が悪くなるので注意してくだい。
カルシウムは骨の生成には欠かせません。
骨芽細胞によって毎日新しい骨が作られます。
3か月のサイクルで代わると言われています。
カルシウムが不足すると骨や歯が弱くなります。
骨粗しょう症の予防には、シイタケと一緒にカルシウムの多い食品をとることです。
一緒にとると良い食品は?
牛乳・ヨーグルト・チーズ・とうふ・納豆・モロヘイヤ・小松菜・大根の葉
切干大根・ひじき・こんぶ・大豆 などです。
おすすめの食べ方は?
カルシウムが多い食品と組み合わせたメニューを考えてみました。
- シイタケのチーズ焼き
- シイタケ入りマーボ豆腐
- 切干大根とシイタケの煮物
- ひじきとシイタケの煮物
- シイタケとこんぶ・大豆が入った煮物
- シイタケと小松菜の炒め物
この他にもみそ汁の具に入れるとカルシウムの多い食材と一緒にとりやすくなります。
栄養その2
ビタミンB群は水溶性のビタミンで体の中で酵素として働きます。
炭水化物、脂質、たんぱく質の3大栄養素を代謝してエネルギーにしてくれます。
人が生きて行くのに欠かせない成分です。
栄養その3
エリタデニンはキノコの中でもシイタケだけに入っている栄養です。
悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす働きがあります。
血圧の上昇を抑える効果も期待できます。
健康診断の数値が悪かった方はシイタケを積極的に食べましょう。
栄養その4
食物繊維は腸の中の環境を整えてくれる栄養です。
体の中には消化吸収されませんが、有害物を出してくれる働きがあります。
便秘の方におすすめです。
詳しくはこちらのページに紹介しています。

不溶性の食物繊維のβクルガンは免疫力を高めてがん予防する効果があります。
栄養その5
ナイアシンは血行を良くして頭痛、冷え性の予防に役立ちます。
また中性脂肪を減らす効果もあります。
甘いものが好きな方やお酒を良くのむ方におすすな栄養です。
【まとめ】
シイタケには免疫力を高めたりガン予防やコレステロール値を正常にするのに役立つ栄養が入っています。
一番の注目はエルゴステロールです。
体内でビタミンDに変わり、カルシウムの吸収を助けます。
骨は毎日作られ続けるので、カルシウムが不足すると骨が弱くなります。
ビタミンDがないとカルシウムを吸収することができません。
骨折や骨粗しょう症の予防には、シイタケを毎日の食事に取り入れることが大切です。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
他のページにも野菜や果物のお役立ち情報を紹介しています。
参考にして頂けたら嬉しいです。
こちらのページもおすすめです。


コメント