春になると出回る新玉ねぎ。
水分が豊富で辛みが少ないので、生でサラダにして食べると美味しいですね。
オニオンスライスに鰹節をかけて食べるのは定番です。
ところで新玉ねぎと玉ねぎの違いは知っていますか?
今回はその違いを紹介します。
名前が違う
「新玉ねぎ」が出てくると、お店では普通の玉ねぎを「古玉」と呼びます。
ところで新玉ねぎの「新」とは何でしょうか?
玉ねぎは生産が難しい冬の間は貯蔵しておいたものが出荷されます。
前の年の玉ねぎが出ている同じ時期に、今年採れた玉ねぎと区別するために
新玉ねぎと呼んでいます。
それだけじゃないんです。
マーケッティング的に「新物」とアピールすると売れるからです。
コンビニのお菓子コーナーで「新発売」と書いていたらつい買ってしまいますよね。
それと同じなんです。
でも野菜や果物はなかなか「新発売」はありません。
新発売の玉ねぎとか、新発売のじゃが芋はあまり聞いたことがありません。
だから野菜に「新〇〇」とか「春〇〇」とつけて目を引く作戦です。
春先になると「新物」のシールを貼った野菜があちこちに並びます。
新にんじん、新しょうが、新じゃが芋、その他にもあります。
実は「新物」のシールを貼るのも結構面倒な作業です。
売り上げを上げるために手間暇をかけています。
スーパーではお客に買わせようとあの手この手を考えています。
新物だから必ず美味しかったり、品質が良かったりするワケではありません。
じゃが芋は新物ようりも、古じゃがのほうががでんぷんが糖分に変わっていて美味しいです。
新物は水っぽくて美味しくありません。
にんじんも新物よりも味が濃くておししいと思います。
そうです、世の中はマーケティングで出来ています。
品種が違う
新玉ねぎと玉ねぎは品種が違います。
新玉ねぎの品種は「白玉ねぎ」です。
水分が多くて甘くて辛みが少ないので生で食べると美味しい。
玉ねぎの品種は「黄玉ねぎ」です。
普通に食べている玉ねぎですね。
新玉ねぎの選び方
- 持った時に重さがある。
- 軸を押してへこまない。
押して柔らかいものは中まで腐っている場合があるので避けます。
- 皮にカビが生えていない。
新玉ねぎは水分が多いのでカビが生えやすいです。
袋詰めの場合結露でカビが生える事があります。
要チェックですね。
保存の仕方
新玉ねぎは水分が多いので長持ちしません。
常温で保存しますが、2~3日で食べてしまいましょう。
カットして半端に残った時はラップして冷蔵庫に入れます。
おすすめの食べ方
ネットで紹介されているレンジでチンする方法をやってみました。
- 新玉ねぎの上と下を切る。
- 底に十字の切れ目を入れる。
- 耐熱容器に入れ、ふんわりラップして7分加熱する。
(加熱する時間は新玉ねぎの大きさに合わせて調整してください)
鰹節と麺つゆをかけたら出来上がり。
(レンジから取り出すときにはとても熱いので注意してください)
食べた感想
トロトロの食感と甘さでとても美味しかったです。
大きいサイズの新玉ねぎでしたが、ぺろりと1個食べてしまいました。
【まとめ】
- 新玉ねぎと玉ねぎの違いは両方が一緒に並ぶときに区別するため。
- 春先の野菜に「新〇〇」や「春〇〇」とつけるのは売上を上げるため。
- 新玉ネねぎをレンジでチンするととても美味しかったのでおすすめです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
他のページにも野菜や果物のお役立ち情報を紹介しています。
参考にして頂けたら嬉しいです。
PS
新玉ねぎをスライスして鯖缶に載せて醤油をかけて食べると美味しいです。
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