スーパーの野菜売り場で一番売れている野菜はトマトです。
だから並べるスペースも広くとっていますね。
トマトの種類は、大玉のトマトにフルーツトマト、ミニトマト、中玉トマト、房なりトマトなどたくさんあります。
それだけトマトはとても人気のある野菜なので、他のスーパーに負けないよう
たくさんの種類を揃えるのでしょう。
今回はそんなトマトの見分け方と使い方を紹介します。
トマトを選ぶときはパックされたものよりも、バラ売りのほうが鮮度や品質が見分けやすいのでおすすめです。
美味しいトマトは?
- ずっしりと重みがある。
- 形が丸くしまりがある。
- ヘタが緑色でピンとしている。
- ハリとツヤがあって色むらがない。
- ヘタの反対側に星のような放射状の筋がある。
こんなトマトは買ってはいけない!
- 形が角ばっていびつで丸くない。
角ばっていびつな形のトマトは、中に空洞があるので避けましょう。
トマトが成長するときに栄養不足だと空洞ができます。
美味しくないので避けましょう。
美味しいトマトは空洞がなく中にゼリーがびっしり詰まっています。
- 表面に白い斑点がある。
白い斑点は水分を多く含んでいるためです。
糖度が低いので避けましょう。
- ヘタの色が黒い。
ヘタが黒いトマトは古くなったためです。
美味しくないので避けましょう。
- ヘタの周りが割れている。
割れがあると傷みやすいので避けましょう。
カビが生えやすいのもこの部分です。
ヘタの裏側は忘れずチェックしましょう。
フルーツトマトが甘いワケ
普通のトマトは糖度が3度~4度ですが、フルーツトマトは7度~8度あります。
正確にはフルーツトマトという品種はありません。
栽培の方法の違いで糖度を高くしたトマトのことです。
トマトは原産地のアンデス山脈に近い環境で育てると、甘く美味しくなります。
アンデス山脈は標高2500メートルから3300メートルの高地で、乾燥が激しいやせた土壌です。
雨が少ないく寒暖の差が激しい、植物にとっては厳しい環境です。
フルーツトマトはその環境を再現して育てたトマトのことです。
最小限の水と肥料、寒暖差をつけるために温度管理をして甘く美味しく育てます。
だから中のゼリーもぎっしりと詰まっていて濃い味がします。
トマトを長持ちさせるには?
赤く熟したトマトは、乾燥しないようにビニール袋にいれて野菜室に保存します。
未熟でまだ青みがあるトマトはそのまま冷蔵庫に入れると赤くなりません。
常温に置くと追熟して赤くなります。
追熟すると甘くなります。
トマトは冷凍しても大丈夫?
そのままフリーザーバッグに入れて冷凍保存もできます。
使うときは水につけると簡単に皮がむけます。
完全に解凍してしまうと柔らかくなるので、半解凍のまま切るがポイントです。
簡単に皮をむく方法
トマトの皮は湯むきできます。
ヘタの裏側に十字の傷をつけて沸騰したお湯にいれます。
そして冷水につけると簡単に皮がむけます。
電子レンジでやる場合は(約30秒)加熱すると同じようにできます。
トマトはチーズと相性がメチャ良いワケ
トマトはビザやカプレーゼなど、チーズと一緒に食べる料理が多いですね。
これは栄養の面からも理にかなっています。
トマトに含まれるリコピンは抗酸化作用があります。
体の老化を防いだり、がんの予防に効果が期待できます。
チーズの脂ととるとリコピンの吸収力がアップします。
またピザなど、トマトを加熱すると細胞壁が壊れてリコピンが油に溶けます。
油に溶けたリコピンは吸収率が3~4倍にもなります。
美味しいのに体にも良いとはスゴイですね。
【まとめ】
- 美味しいトマトは形が丸く重さがあって放射状の筋がある。
- 形がいびつなトマトは中が空洞で美味しくない。
- フルーツトマトが甘いワケは、原産地のアンデスの環境を再現して育てたため。
- トマトに含まれるリコピンはチーズと一緒に食べると吸収率がアップする。
PS トマトを刻んで納豆に入れてもおいしいですよ。
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