ピーマンとパプリカは似ていますが、どちらもビタミンCやカリウムなどが豊富で健康に良い野菜ですね。
同じ栄養なら肉厚で美味しいパプリカを食べたいですが一番の違いは値段です。
時期にもよりますが1個198円くらいはします。
そてに対してピーマンは重さから考えたらパプリカの6割くらいの値段です。
パプリカがピーマンより値段が高い訳
- 花が咲いてから収穫までかかる日数がかかるので高くなる。
本来のピーマンは熟れると赤くなります。
青いピーマンは実が熟す前に収穫したものです。
花が咲いてから収穫までは15日~20日かかります。
一方パプリカ花が咲いてから収穫までは40日~50日もかかります。
ピーマンやパプリカは20℃以下だと生育がおくれて5℃以下だと生育がとまります。
気温の高い時期は良いのですが、寒い時期だとハウスの温度を保つためにコストがかかります。
生育に日数のかかるパプリカは高くなるはずです。
- ピーマンは品種改良が進んでいてたくさん収穫できる品種が作られています。
パプリカも品種改良がすすめば安く食べ果られるようになるかもしれませんね。
パプリカやピーマンの鮮度を見分けるには?
野菜の売り場では毎朝鮮度チェックをしています。
だから腐った野菜を見分けるのは得意です。
こんなピーマンは買ってはいけない!
- ヘタが茶色くなってる。
ピーマンはヘタから傷んでくるので古くなるとカビが生えることがあるので、選ぶときはヘタを押してへこんだら避けます。
- ピーマンの入っている袋が曇っている。
袋が曇っているのは並べてから時間がたったからです。
- 下の部分が妙に柔らかい。
低温障害になると下の部分が柔らかくなります。
一緒に入ってるピーマンも悪くなりやすいので避けます。
ピーマンは寒いところに置くとやわらかくなるので野菜室に保存すると良いです。
美味しいピーマンの見分け方
- 産地が近くの県。
ピーマンのおいしさは何よりも鮮度が大事です。
近県のものを選びましょう。
- 表面がハリがあってツヤツヤしている。
- 同じ大きさなら重い。
- 切り口が新鮮みどり色。
野菜は買うときに切り口は必ずみましょう。
時間がたつとなかのポリフェノールが酸化して茶色くなります。
- バラ売りのピーマンがあったらおすすめ。
ピーマンはバラ売りするとしなびれやすい野菜ですが、回転が速い店のピーマンは新鮮です。
バラ売りを良くやるお店は他の野菜も新鮮です。
お店を選ぶ基準にもなりますね。
産地の名前が入っているピーマンよりも店で詰めたピーマンのほうが品質が良いのでおすすめです。
意外と知らない!パプリカとピーマンの魅力
ビタミンCって言うとレモンなどの果物にたくさん入っていると思われていますが、野菜の中ではピーマンにダントツに多く含まれています。
3個食べると1日分のビタミンCが摂取できます。
おまけにピーマンに入ってるビタミンCは熱に強いので料理をしても減りが少ないです。
ピーマンをたくさん食べるには?
そんなピーマンをたくさん食べるには、ピーマンを千切りにして塩昆布と炒めるのがおすすめです。
味付けは塩昆布だけでごはんに載せて食べるといくらでも食べられますよ。
やみつきになること間違いなしです。
おためしあれ。
ピーマンを冷凍保存する方法
- 沸騰したお湯に塩をひとつみ入れて4等分に切ったピーマンを固めに茹でます。
- 水分を取ってフリーザバックにいてて冷凍します。
- 使うときは解凍せずにそのままで大丈夫です。
保存の目安は2か月です。
【まとめ】
- パプリカがピーマンより値段が高いのは開花から収穫の日数が違うため。
- ピーマンの鮮度を選ぶポイントはヘタと茎。
茶色く変色してるものは古いので押してへこむものは避ける。
- ピーマンのビタミンCは、熱に強く3個食べると1日分が摂れる。
- 千切りにして塩昆布と炒めると簡単でごはんがすすむおかずになる。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
他のページでも野菜や果物のお役立ち情報を紹介しています。
参考にしていただけたらうれしいです。
PS
青春時代に通っていた食堂でラーメンにチンジャオロースをのせた肉ラーメンというのがあって、行くたびに食べていました。お店も変わってしまって今はやっていないようです。あの肉ラーメンはもう一度食べてみたい思い出の味です。
こちらの本もおすすめです。

コメント