せっかく買ったきゅうりが、切ったら中が黄色かったりふかふかのスポンジ状で使いものにならなかったことはありませんか?
そんなきゅうりを見分ける方法を紹介します。
腐れやすいきゅうりの見分け方
- 花落ちがしなびれいてる。
収穫してから時間がたつと水分が抜けてきゅうりの先に縦のしわができます。
お店に入荷するきゅうりは水分が抜けないようにビニールの袋を敷いた箱に入ってきます。
それでもしなびれるのは古いきゅうりなのでさけます。
- 両端がふくらんでいる。
きゅうりは古くると先のほうが玉のようにふくらみます。
お尻のほうもふくれてきます。
押してみるとふかふかしてる感触があります。
切ってみるとスカスカのスポンジのようになっていて食べてもおいしくないのでさけます。
- 触って冷たい感じがする。
きゅうりは寒さに弱い野菜なので、冬場に5℃以下のところに長く置くと低温障害になります。
低温障害になるとヌルっととろけたり、切ってみると中が黄色く変色しているて時があります。
野菜の売り場はお店の入り口のそばにあることが多いですが、2重の自動ドアになってない店は、外の冷たい風がきゅうりにあたって悪くなる場合があります。
寒さのあたるところにきゅうりを並べてるお店では、買わないほうが良いと思います。
その他寒さに弱い野菜はなす、ピーマン、トマト、さつまいもなどです。
これらの野菜も同じです。
- 袋が曇って結露している。
袋に入ったきゅうりは古くなると水分が袋について曇ったり結露します。
他の袋入りの野菜も袋の結露は要チェックですよ。
おいしいきゅうりの見分け方
- いぼがしっかりしていて触ると痛い。
水分がたっぷり入っている証拠です。
- 太さが一定でまっすぐ。
順調に育ったきゅうりは太さが一定です。
多少の曲がりは味に影響しませんが、大きく曲がってるきゅうりは根が古くなってきて成り疲れを起こしたためです。
うちの畑のきゅうりも秋に近くなると曲がってきます。
- ブルームきゅうり。
きゅうりの表面に白い粉のようなものがあるのがブルームです。
昔は農薬と間違われることもありましたが、きゅうりが水分を抜けるのを防ぐため出してる成分です。
最近はブルームのついたきゅりはあまり見かけません。
ほとんどのは表面がつやつやのブルームレスきゅうりばかりです。
ブルームきゅうりは皮が薄く実が固いので、食べたときの触感がとても良くてサラダでも漬物にしても美味しいです。
市場から少なくなった訳は、水分が抜けやすいので日持ちがしないからです。
反対にブルームレスきゅうりは皮が固くみが柔らかいので日持ちがします。
お店は日持ちが良い野菜を好むのでほとんどがブルームレスきゅうりになってしまいました。
直売所などでブルームのついたきゅうりを見かけたら一度食べてみてください。
家庭菜園で植えるならブルームきゅうりがおすすめです。
きゅうりを長持ちさせるには?
冷蔵庫だと水分が抜かないようにラップして4日から5日持ちます。
5℃以下に長く置くと低温障害になって腐るので注意です。
冷凍保存はできる?
きゅうりは水分が多いので冷凍保存ができないと思われがちですが、3mmくらいの輪切りにしてフリーザバッグにいれると冷凍保存ができます。
使うととは1本あたり解凍モードで2~3分が目安です。
様子を見ながらやってください。
完全に溶かさずに半解凍でも使えます。
ひと手間かかりますが塩もみしてから冷凍するとシャッキとした触感も残ります。
冷凍庫で3週間は持ちます。
【まとめ】
- 腐りやすいきゅうりを見分けるには先がしなびれてない。
- 冬場に冷風があたるところにきゅうりを並べている店では買わない。
- おいしいきゅうりは太さが一定でほぼまっすぐ。
- 最近あまり見かけないブルームきゅうりは皮が薄くて実が固いのでサラダでも漬物にしてもおいしい。
- 3mmくらいに輪切りにしてフリーザバックに入れると冷凍保存ができる。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
他のページにも野菜や果物のお役立ち情報を紹介しています。
参考にしてもらえたらら嬉しいです。
PS きゅうりと塩昆布を袋に入れてもむと簡単に浅漬けができます。
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