黒い斑点があるけど食べても大丈夫?
はい、大丈夫食べられます。
白菜やキムチのところに黒い斑点がついてるの見かけたことはありませんか?
小さな虫がついたみたいで気持ち悪いですね。
カビが生えてるようにも見えます。
外側だけかと剥いてみても中にもあります。
見た目にもよくないので食べられるか心配ですよね。
実はこの黒い斑点はポリフェノールの一種で食べても大丈夫です。
これは白菜のゴマ症と言って窒素肥料をやりすぎたためにおこる病気なんです。
また白菜に温度が低かったり高かったりストレスがかかるとなる場合があります。
だから完全になくすのは難しいみたいです。
見た目を気にしなければポリフェノールなので食べても大丈夫です。
お店では見た目を気にするお客さんがいるので返品になることが多いですね。
やっぱりスーパーに並ぶ野菜は見た目で選ばれるのが現状です。
うちの畑でとれる白菜も黒い斑点がついている時がありますが、気にしないで食べてしまいますよ。
やっぱり自分が作った野菜は見た目が悪くても美味しいですよね。
美味しい白菜の選び方を教えて?
- 形がどんぐりの型。
- 腰が張っていてどっしり重さがある。
- バランスの良いシンメトリーな形。
- 半分に切った時に芯の高さが全体の1/3以下。
- 芯が盛り上がってない。
- 切り口が新鮮でみずみずしい。
白菜は肥料が多すぎるとバランスの悪い形になります。
いびつなものや軽い物はすかすかで中身が詰まってなくおいしくありません。
白菜は中から成長して身が詰まっていきます。
その成長点が芯です。
芯が高い白菜は花を咲かせようとしているからです。
とう立ちしていて栄養をとられているので美味しくありません。
白菜は切ってから時間がたつと、切り口が光合成をして緑色になります。
また芯が盛り上がってきます。
店によっては切り口に切れ目を入れて盛り上がらないようにしています。
よく売れている店ではやらないので、切れ目があったらあまり売れていないのかもしれません。
白菜は冷凍保存できるの?
白菜の成分の95パーセントが水分です。
生のまま冷凍すると炒めものなどに使ったときに水分が出て美味しくできません。
ところがひと手間かけると冷凍保存ができてしまいます。
固めに塩ゆでして水分を切ってざく切りにします。
フリーザーバッグに入れて空気を抜いて冷凍します。
料理にそのまま使えて便利です。
白菜のビタミンCは外側にいっぱい!
白菜は95パーセントが水分ですが、意外とビタミンCがたっぷり入っています。
そのなかでも外側の青いところには全体の平均の2.5倍のビタミンCが入っています。
捨てるのはもったいないので炒め物にしていただきましょう。
【まとめ】
- 1個売りの白菜を選ぶときは形が整ってるものを選ぶ。形がどんぐりのようで、腰のある重みのあるものがよい。
- カットした白菜は芯の高さが全体1/3のものを選ぶ。
芯が高いのはとうが立ってくるので避ける。
- 白菜の切り口のが緑色に変わっていたり、芯が盛り上がっているものはカットしてから時間がたっているので鮮度が落ちている。
- 白菜は固めに塩ゆですると冷凍保温ができる。
炒めものにしても水っぽくならないので便利。
- 白菜の外側の緑の部分は全体の平均の2.5倍のビタミンCが入っているので捨てるのはもったいない。炒め物にするのがおすすめ。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
他のページにも野菜や果物のお役にたつ情報を紹介していので、ご覧になって頂けると嬉しいです。
PS
白菜を使う料理で1番好きなのはキムチ鍋です。
市販のたれを使って白菜、豚肉、豆腐、にらのシンプルな材料でつくるのが良いですね、キノコは味がまるくなるので入れません。
白菜のうまみが出て最高です。
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