独特の香りのせいで好き嫌いが分かれるセロリですが、ビタミン・ミネラル・食物繊維と栄養がたっぷりです。
食べないのはもったいない野菜ですね。
美味しいセロリを見分けるポイントは?
- 茎な肉厚で白い。
- 葉が緑ではりがある。
- 筋のでこぼこがはっきりしている。
- 茎が巻いていて平たくない。
- 切り口が新鮮でみずみずしい。
鮮度が悪いセロリを見分けるには?
お店にはセロリが株のまま袋に入って入荷します。
売り場に出すときは、小分けにするために包丁で切ります。
切り口は一日経つと変色して黒くなるので鮮度がわかります。
売れ残った時は切りなおして出す場合もあります。
切りなおしたセロリは短くなるので分かります。
他のセロリよりも短かったら切り直したかもしれないですね。
切り口を見てスが入っているものは味がよくないのでさけます。
セロリにスが入るわけは、産地で収穫のタイミングが遅れてしまって成長しすぎた為です。
生で食べるのは美味しくありません。
値段が安くて煮物や炒め物に使うなら買っても良いと思います。
セロリの保存のポイントを教えて?
大根やセロリなど葉っぱのついてる野菜は買ってきたら葉っぱをとります。
野菜は生きているので呼吸をしています。
呼吸すると葉っぱから水分が放出されるので、エネルギーがとられます。
葉っぱを切り落とすと鮮度が落ちるのを防げます。
だから葉っぱと茎は別々にポリ袋に入れて、冷蔵庫に保存すると長持ちします。
セロリの芯だけ欲しいだけど頼める?
お客さんの好みで、セロリは芯の柔らかいところだけ欲しい方もいます。
セロリは大きな株を5~4等分に小分けするので一株に1つしか取れません。
お店にもよりますが、前もって注文していただければ対応してくれると思います。
しなびたセロリは戻せるの?
セロリは水につけておくと短時間で元に戻りますよ。
水につけると栄養は減ってしまいますが、シャキシャキの食感は戻ります。
セロリは水分が抜けやすいので買ってきたら、4日から5日で食べきりましょう。
またたくさん買ってしまったときは茎は冷凍保存ができます。
生のままフリーザーバッグに入れるだけでOKです。
セロリを大量消費する方法は?
刻んで塩こんぶとポリ袋に入れてもむと簡単に浅漬けができます。
きゅうりや野菜を入れてもおいしいですね。
さっぱりして食べやすいので食がすすみますよ。
捨てたらもったいない!葉っぱは栄養の宝庫!
あまり知られていませんが、葉っぱには茎の2倍のカロテンが含まれいるんですよ。
カロテンは体の中に入るとビタミンAに変わります。ビタミンAは粘膜や皮膚を保護してくれて、風邪や感染症の予防に役立ちます。
カロテンは油で調理すると吸収率がよいので、炒め物や天ぷらがおすすめです。
サクラエビと炒めるとおいしくいただけます。
また佃煮風に煮るのも人気があります。
その他セロリの葉には血栓を防ぐピラジンも豊富に入っているので、捨てるのはもったいないですね。
セロリの葉っぱが肩こりや冷え性に良いってホント?
セロリの葉を干してお風呂に入れると入浴剤になります。
作り方はとても簡単セロリの葉っぱを刻んで広げて日光に干します。
木綿で作った袋に入るだけで完成です。
お風呂に入れると体が温まって冷え性や肩こりにの方におすすめです。
【まとめ】
- セロリは太くて白く巻きがあるものが美味しい。
- 切り口がみずみずしくてスがはいっていないものが新鮮。
- しなびれたセロリは水につけるとシャッキとして食感が戻る。
- 茎はフリーザバッグに入れると生で冷凍できる。
- 葉っぱは茎より栄養があるので捨てずに炒め物に使える。
- 葉っぱで作った入浴剤は肩こりや冷え性の改善におすすめ。
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PS
セロリを松前漬けの素で漬けると美味しいですね、においの強いものとネバルものは相性が良いみたいです。
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