秋から冬にかけておいしい果物といったらたくさんありますが、酸味がなくて甘みがたっぷりなのが柿です。
ビタミンCというと酸っぱい果物に入っているイメージですが実は柿にもビタミンCがたっぷり入っています。
βカロテンやカリウムが豊富なので、風邪や感染症の予防に毎日食べたいですね。今回はそんな柿の選び方から意外と知られていない情報を紹介します。
おいしい柿の選びかたを教えて?
柿には渋抜きしたものと甘柿がありますが、甘みが強いのは渋抜きした柿ですね。
その中でも平核無かきは代表品種です。
種がなく果肉がねっとりしていて甘みもたっぷりです。
糖度でいえば14〜16度もあります。
甘くおいしいスイカは13度前後ですが、それよりも甘くて、おいしいメロンと同じくらいの糖度です。
全体のオレンジ色がヘタの下まで回ってるもの、重みがあるものを選びます。
サイズは大きいものがおいしいです。
MよりもLや2Lがおすすめ。
選ぶ時に注意したいポイントがヘタです。
ヘタと身の間がある柿はヘタスキと言って夏場の乾燥や高温の影響で成長が止まってしまう障害で秋に成長が再開したときに実が外に向かって大きくなるためです。
ヘタスキの柿は栄養不足のため糖度が低く傷みやすくなるのです。
柿は種のまわりとおしりが一番甘いのでくし切りにすると平等に分けられるのでおすすめです。
うちの庭にも平核無かきを植えていますが、成長しすぎて枝が折れてしまいました。
そのためいつもの半分しか収穫できませんでした。
がっくりです。
そのかわり実は大きくできてLサイズ~LLサイズに育ったのが救いです。
渋抜きして食べたのですが、メチャ甘くてすぐになくなってしまいました。
干し柿もつくりましたが、お店で売ってるものより甘くて最高です!
来年はたくさん収穫できるように祈ってます。
柿は食べ過ぎると体が冷えるのはどうして?
甘くて美味しいので1個で止まらなくて2個も3個も食べてしまうことってありますよね。
後で体やおなかが冷えて困ってしまいます。
それは柿に含まれるカリウムの利尿作用で食べ過ぎると体を冷やしてしまうからです。
何事もほどほどが大切ですね。
カリウムは体の塩分を排出してくれるので、食べ過ぎなければ、血圧が気になる方にお勧めです。
やわらかくなってしまった柿はどうしたら良いの?
渋抜きをした柿は甘柿と比べてどうしても柔らかくなるのが早いです。
熟柿が好きな方もいますが、冷凍するとシャーベットになります。
ヨーグルトに入れてもおいしくいただけます。
白菜漬けや大根に入れると、甘みが増しておいしくなります。
地方によっては柿漬けと呼ばれています。
干し柿の白い粉は何?
柿の中の糖分が表面に出たのがあの白い粉です。
食べても問題ありません。
白い粉は美味しい干し柿の証拠です。
美味しい干し柿と言えばなんといっても市田柿ですね。
絶品の美味しさです。
出回る時期は決まっているので、見つけたらぜひ味わってみてください。
固くなった干し柿を食べる方法を教えて?
干し柿が固くなったらオーブンで温めると柔らかくなります。
天ぷらにしてもおいしいデザートになります。
甘柿のおすすめを教えて?
平種無し柿は渋抜きをした柿でおいしいですが、甘柿はやさしい甘さでおいしいですね。
おすすめは富有柿です。
ほんのり甘くて上品な味がたまりません。
果肉は柔らかいのにべとつかないので、サラダにもおすすめです。
12月から1月まで袋入りの貯蔵物も出回るので長く楽しめます。
【まとめ】
- 柿はβカロチンやビタミンC、カリウムなどの栄養が豊富で 食べ過ぎなければ血圧が気になる方にもおすすめ。
- 選ぶポイントはヘタ、実にすきまがある柿生育が悪くは糖度が低いので避ける。
- やわらかくした柿はシャーベットやヨーグルト、白菜漬けに入れるとおいしくなる。
- 富有柿はほんのり甘くて上品な味でサラダにもおすすめ。
- 市田柿はちょっと高いけど絶品なおいしさなのでおすすめ。
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