一年中出回っている野菜の中で食物繊維がダントツに多いのはごぼうですよね。
食物繊維は腸の働きを助けるので生活習慣病が気になる方におすすめな野菜です。今回はごぼうの簡単にできる皮の剥き方と使い方を紹介します。
簡単に土と皮を同時にむく方法を教えて?
お店で売っているごぼうは、土が付いたものとついていないごぼうがありますね。
香りがよく美味しいのが、土付きのごぼうですが下処理が大変です。
たわしを使って洗うと土や皮がつてしいまいます。
周りも汚れるので掃除もしなきゃいけないし、とっても面倒ですね。
包丁を使わないで簡単にむける方法を紹介します。
用意するのはアルミホイルだけです。
アルミホイルをクシャクシャにします。
水を出しながら、ごぼうを包み込んでこすります。
土と皮が一緒にあっと言う間にむけてしまいます。
使ったアルミホイルはそのまま捨てられます。
包丁を使わないから衛生的ですね。
土付きのごぼうと洗いごぼうはどちらが良いの?
ごぼうの香りと日持ちの良さで選ぶなら土付きごぼうです。
新聞紙に包んで冷暗所に保存すると1週間は持ちます。
洗いごぼうは手軽に使えて、皮をむくときに台所が汚れないで良いですが、土付きのごぼうと比べると香りが落ちます。
保存は買ってきた袋に入れて冷蔵庫にしまいます。
3日ぐらいで使い切るのがベストです。
おいしいごぼうの選び方を教えて?
- 直径が2㎝ぐらいで全体に同じ太さ。
- 手にとって重さがありしわがない。
- ひげ根の間隔が均等なものを選ぶ。
ごぼうが順調に育った証拠です。
- ひげ根が多いものはさける。
水分が少ない畑で育ったもので水分を求めてひげ根を増やした為です。
食味も悪く皮を剥く手間も増えるのでさけます。
冷蔵庫でしなびれたごぼうを元に戻す方法をおしえて?
買ってきて冷蔵庫の奥にしまっていたごぼうが、しなびれて発見される事ってありますよね。
そんなときは水につけて、しばらく置くとおくと元にもどります。
ごぼうは太い根っこなので、水分を吸収するからです。
残念ながら、栄養は元に戻りませんが食べる事はできます。
ささがきごぼうを簡単に作る方法を教えて?
ごぼうを鉛筆を削るようにして包丁で切るりますが、ピーラーを使うととても簡単です。
しかも栄養的にもおすすめなんです。
ごぼうに含まれるリグニンと言う成分が空気に触れると増えます。
リグニンは排泄を助ける成分なので便秘に悩まれている方におすすめですよ。
あく抜きはしなくても良いって本当?
ごぼうが黒くなるためにあく抜きをしますよね。
でもちょっと待ってください!
あくと呼ばれているのは、ポリフェノールの1種でクロロゲン酸です。
クロロゲン酸は血流を良くし、老化の防止に役立つ成分です。
水に溶けやすいので、水に長くつけるとせっかくの栄養が流れ出てしまいます。
きんぴらや煮物など、色が多少黒くても気にならない料理はあく抜きをしないほうがおすすめです。
【まとめ】
- ごぼうを選ぶときは直径が2㎝ぐらいで、太さが上から下までいっしょのひげ根の少ないものを選ぶ。
軽いものしわやひげ根の多いものはさける。
- ささがきごぼうを作るときはピーラーを使うと簡単!
リグニンが増えて排泄効果が期待できる。
- あく抜きするとポリフェノールが流れ出るので、黒くなるのが気にならない料理はしなくてもよい。
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