小松菜と言えば、ほうれん草の代用で使われることが多いようなイメージですが、今回はほうれん草に負けない小松菜の魅力を紹介します。
小松菜の見分け方を教えて?
- 葉っぱが丸くて緑色が鮮やかで、色が濃すぎない。
- 肉厚で大きさがそろっていてピンとしている。
- 茎が太くて株が大きい。
最近は袋に入れて販売されていますが、裸で並んでいる小松菜があったらおすすめです。
小松菜は時間がたつとしなびれやすいので袋に入れて売られています。
裸でだせるのは新鮮な証拠です。
小松菜の根は取っている場合が多いですが、根がついた小松菜を見つけたら根が太くて長いものを選びましょう。
またひげ根が多いものは露地栽培です。
ハウス栽培よりも味が良いのでおすすめ。
小松菜の栄養はカルシウムがたっぷり!
なんと小松菜にはほうれん草の4倍もカルシウムが入っているんです。
カルシウムというと牛乳に多く入っていると思われがちですが、小松菜には牛乳の2倍も入っています。
飲み物とは、とれる量がちがいますが、葉物野菜の中ではダントツです!
お年寄りが寝たきりになる原因といわれてるのが骨折です。
1回骨折してしまうと2回骨折する確率が高いそうです。
寝たきりになると家族にも負担をかけるので、しっかりカルシウムとって丈夫な骨をつくりたいですね。
カルシウムを効率よくとる方法を教えて?
小松菜は牛乳と一緒に食べるとカルシウムの吸収がアップします。
牛乳に含まれるリンとカルシウムで、バランスが良くなって吸収率がアップされます。
牛乳のカルシウムと小松菜の両方でとれるなんて驚きですね。
さらに小松菜にたくさん含まれるΒカロテンですが、牛乳と一緒に食べると牛乳の脂肪分がカロテンの吸収率を上げてくれます。
まさに一石二鳥です。
βカロテンとえば人参にたくさん含まれていますが、葉物野菜で人参の次に多いのが小松菜です。
βカロテンは体に入るとビタミンAに変わって粘膜や皮膚を強化する働きがあります。
ウィルスや細菌の侵入を防いで風邪や病気に予防に。
小松菜は女性に魅力の成分がいっぱい!
シミそばすの予防になるビタミンCがたっぷり入っている。
むくみが気になる人には利尿作用のあるカリウムが豊富で血圧が気になる方にもおすすめです。
便秘の解消には食物繊維がたっぷり入っています。
カルシウムはもちろん骨からカルシウムが流出するのを防ぐビタミンKが含まれます。
貧血の予防に鉄分も入っていてまさに美容の総合商社ですね。
使い方のポイントを教えて?
小松菜はお浸しにするときは煮すぎると柔らかくなります。
そこでひと手間をかけます。
葉と茎は火のとうりが違うので、茎から入れて葉を手で持って後からと葉を入れます。
そうすると柔らかくならずにゆでることが出来ます。
炒め物にするときは強火で短時間で炒めると歯ごたえが良く色鮮やかに仕上がります。
小松菜に含まれるβカロテンは、油ととると吸収率が良いのでおすすめ。
私が一番好きな食べ方は小松菜と油揚げの煮びたしです。
油揚げとめんつゆで煮るだけですが、小松菜と油揚げの相性がぴったりでとってもやさしい味です。
簡単に作れてたくさん食べられるのでおすすめですよ
おためしあれ。
【まとめ】
- 小松菜は丸くて肉厚なものが良い。
- 株と茎の太いものを選ぶ。
- 小松菜と牛乳を一緒にとるとカルシウムの吸収率がアップする。
- 女性に魅力なビタミン、ミネラルが豊富で毎日の食卓におすすめ。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
他のページにも野菜や果物のお役立ち情報を紹介しています。
参考にして頂けたら嬉しいです。
ほうれん草のページもおすすめです。

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