体においしい果物と言ったら、りんごが思い浮かびます。
生活習慣病の予防やむくみの解消など、1日1個食べると「医者いらず」と言われています。
一年中出回っているりんごですが、やっぱりおいしいのは秋から冬に出回る旬のりんごです。
今回はそんなりんごの選び方から、意外と知られていない情報を紹介します。
美味しいりんごの見分け方を教えて?
- 軸が太い。
栄養をたくさん吸収した証拠です。
- 見た目のわりに重い。
新鮮なりんごは水分がたっぷりなので重く感じます。
- 色が全体に回っている。
むらなく日光をあたてるに、はたくさんの手間暇がかかります。
農家の方が丹精こめて育てた証拠ですね。
- おしりのくぼみが深い。
順調に育ったりんごは花落ちの部分が深くなります。
ちなみにりんごは花落ち部分が一番甘く美味しいです。
- 軸をもった時にとれない。
古くなると軸がと入れやすくなります。
りんごの食べごろを教えて?
表面にツヤがでて、軸の周りが黄色になってきたら食べごろです。
りんごの中から出てくるワックスが表面を光らせます。
このワックスは水分を逃がさないように自分を守るために出しています。
だから味が凝縮しています。
完熟で食べごろになったサインです!
つる割れのりんごは美味しいってホント?
ホントです。
栄養をたっぷりと吸収して成長しすぎでひび割れになるからです。
だからつるが割れたりんごには栄養と美味しさが詰まっています。
美味しいつる割れりんごですが、困ったことがあります。
ひび割れのところからカビがはえたり、傷みやすいので長くとっておけません。
保存するのには向いていないつる割れりんごですが、ジャムなどに加工して保存するのに使うのはアリだと思います。
りんごは冷凍保存は出来るの?
少し手間はかかりますが、りんごは冷凍保存ができます。
シャーベットになっておいしいデザートになります。
ヨーグルトに入れて食べるのがおすすめですね。
りんごは皮ごと食べたほうが栄養があるってホント?
皮ごと食べたほが栄養がありますが、りんご全体に栄養は詰まっているので無理に皮ごと食べなくてもよいと思います。
皮をむいたりんごが赤くなるのはなぜ?
りんごは皮をむいて時間がたつと表面が赤くなりますよね。
中に入ってるポリフェノールが空気と触れて起きる反応で、気にならなければそのまま食べても大丈夫です。
薄い塩水に漬けると赤くなるのを防ぐことができます。
冬休みの自由研究にできるネタを紹介
皮をむいて赤くなったりんごを元にもどすには?
100%のオレンジジュースにつけると元に戻ります。
実用的な話ではないですが、こどもと一緒に理科の実験のようにやってみるのは面白いでしょう。
冬休みの自由研究のネタになりますね。
りんごの保存の方法を教えて?
りんごはポリ袋にいれて冷蔵庫に入れます。
ほかの野菜にりんごからエチレンガスで他の野菜を悪くするのを防ぐためです。
エチレンガスは植物老化する働きがあるので野菜や果物と一緒に置くと熟れてしまいます。
固いキウィなどすぐに食べるには早い果物と一緒のポリ袋に入れておくと早く熟すことができます。
じゃが芋と一緒に置くとエチレンガスの働きで芽が出るのを抑えることができます。
【まとめ】
- 美味しいりんごは軸が太く花落ちのくぼみが深い。
- 食べごろになるとツヤが出て軸の周りが黄色くなる。
- つる割れのりんごはすぐ食べるならおいしくておすすめ。
- 栄養にあまり違いがないので皮をむいて食べてもよい。
- 他の野菜や果物を老化させるので、冷蔵庫に入れるときはポリ袋に入れる。
- じゃがいもと一緒に置くとエチレンガスの働きで芽が出るのを抑えられる。
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